皆さま、ごきげんよう。目黒の地に暮らしております、芦田 玲と申します。かつてはIR広報として、企業の「顔」として投資家の皆さまと日々真摯に向き合う仕事に邁進しておりましたわ。しかし、38歳で愛しい娘を授かり、その出産を機に、今は子育ての傍ら、自宅で仕事をしております。人生におけるこのような大きな転機の中で、キャリアの一時的な中断を余儀なくされた女性の皆さまのお気持ち、わたしには本当によく分かりますの。
子どもという存在は、人生に計り知れないほどの喜びをもたらしてくれるものですけれど、同時にキャリアにおいては、否応なく「空白期間」を生み出す側面もございますね。わたし自身も、社会との繋がりが薄れていくことに、漠然とした不安や、どこか取り残されてしまうような寂しさを感じた時期があったものです。ですが、この期間をどう捉え、次にどう繋げていくかは、結局のところ、わたしたち自身の心の持ちようひとつではないかしら、と今は強く感じております。
考えてみれば、わたしが心惹かれるヨーロッパ、とりわけフランスの友人たちは、女性がキャリアを中断し、そして再び歩み始めることに対して、もっとしなやかな感覚を持っているように感じますわ。彼女たちは、一時的な休止を単なる「空白」としてではなく、むしろ自分を見つめ直し、家族との絆を深めるための「豊かな余白」と捉えることが多いのです。日本でも、いつかそんな柔軟なワークスタイルがもっと自然に広まってほしいと、日頃から願っておりました。
そんな折、わたしが出会ったのが、オンラインという働き方でした。これはまさに、わたしたち現代を生きる女性たちへ、新しい可能性と何より自由をもたらしてくれるものだと心底感じております。時間や場所に縛られることなく、自分のペースで仕事を進められること。育児や、いずれは介護といったライフイベントと両立させながら、社会との接点を持ち続けられること。そして何より、これまでの経験やスキルを活かしつつ、あるいはまるで新しい能力を身につけるように、自己の成長を止めずにいられるという点が、わたしにとって大変な魅力となりました。
では、具体的にどのような方がオンラインでの働き方に向いていらっしゃるのでしょうね。まず何よりも、ご自身の時間をしっかりと管理できる方が適していると存じます。自宅での仕事は、時間の使い方を自分で律する規律が求められますから。それに、基本的なPC操作に抵抗がないことも大切です。タイピングやインターネットでの情報収集、メールでのやり取りといった日常の業務は、すべてPC上で行われますので、これらのスキルはまさに土台となります。さらに、テキストでのコミュニケーションを円滑に行える方も、この働き方にはぴったりではないでしょうか。直接お顔を合わせない分、文書での細やかな、そして丁寧なやり取りが、確かな信頼関係を築く鍵になるものですから。面白いことに、以前のIR広報として培ったきめ細やかな気配りや、論理的な文章を組み立てる力は、実はデータ入力やメールオペレーターといったお仕事でも大変役立つのですよ。
さて、実際にオンラインでのお仕事を始めるには、どのようにステップを踏めば良いのかしら、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。わたしから、いくつか段階を追って、お勧めできる始め方をお伝えしてまいります。
最初のステップは、ご自身の「自己の棚卸し」をすることでしょう。これまでどのようなお仕事に携わってこられましたか。どんな瞬間に喜びを感じ、どのようなスキルを身につけていらっしゃるでしょうか。そして、ご自身がこれから、どのように働きたいと願うのか。これらをじっくりと見つめ直す時間は、非常に貴重なものになるはずです。わたしの場合を申し上げますと、IR広報として資料作成やデータ分析、そして投資家の皆さまとのコミュニケーションを通じて、正確な情報処理能力や、相手のお気持ち、あるいは意図を繊細に汲み取る力を養ってまいりました。これを自宅で、どのように活かしていけるのか、随分と真剣に考えを巡らせたものです。
次のステップは、必要となるスキルの確認と、その準備ですわね。オンラインで働く上では、先ほども触れました通り、PCの基本的な操作は避けて通れません。もし、ご自身のタイピング速度に少しでも不安を感じるようでしたら、これを機に練習なさるのも良いかもしれませんね。最近では、無料で利用できるタイピング練習サイトもたくさんございますから。そして、いよいよ実際にお仕事を探し始める際には、pcwork.jpのような、オンラインの専門求人サイトを賢く活用なさるのがお勧めです。メールオペレーターやPCオペレーター、データ入力といったお仕事は、在宅での募集も大変多く、中には未経験の方でも始められる案件が少なくないように見受けられます。
ここで、わたしの具体的な経験を少しお話しさせていただけますかしら。2年前のことになりますわね、娘が幼稚園に入園したばかりで、私も少しばかり心に余裕ができた頃でした。IR広報という、責任感のある仕事から離れて、どこか漠然とした不安を抱えていたわたしは、まずは手始めにデータ入力のお仕事をインターネットで見つけて応募してみたのです。ある企業の顧客リストを整理するという案件で、提示された時給は1,300円。正直申し上げますと、以前の仕事と比べれば数字の上では随分と違いがありましたけれど、自分の時間を有効に使えること、そして何よりも、再び社会と繋がれるという喜びに、勝るものはありませんでした。IR広報時代に身につけた、膨大な数字を正確に扱う習慣や、細部にまで注意を払う集中力は、こうした地道な作業でも驚くほど役に立ったものです。今ではその経験を活かして、もう少し複雑な業務にも挑戦しておりますの。一つひとつの小さなステップが、やがて大きな道へと繋がると信じて。皆さまのオンラインでの「余白」が、輝かしいキャリアの一歩となりますように。🇫🇷🥐
